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本を読む日々の身辺雑記


by aokimugi

今日は…

同期の子達との飲み会でした。
入社して3ヶ月。新しい環境に慣れ始めてちょっと落ち着いてきた反面自分の足りない所とか見え始めていろいろと悩んでいる時期な気がします。

私はみんなと話してすごい元気になれました。同じ立場で話せる仲間って大切だと思います。みんなが私よりずっと大変な環境で頑張ってる話いっぱい聞いて私も頑張らないと!!って思いました。

最近梅雨空が心の中まで広がってるみたいに微妙にもらもやテンション低かったんですがもう勝負の7月です。(ちょっと仕事の山場があるのです。)うじうじしていられません。

ところで昨日は久しぶりに美術館に写真展を観に行って来ました。今名古屋で東松照明の展示会をやっているのです。私は写真に全然詳しくありませんが、東松照明は日本写真界の先駆者であり、写真史を紐解けば必ず出てくる巨匠であるそうです。

私が今回写真展に行こうと思ったきっかけは電車の中で見た一枚のポスターでした。四角い機械のようなモノの後ろに穴の空いた壁がありイルミネーションのようにそこから光が射し込んでいる…そんな白黒の写真のポスターです。
たった一枚の写真でしたが不思議と私の胸にすっと入ってきたのです。

東松さんは社会性のあるテーマを決めてメッセージ性のある写真を撮る写真家であったようです。敗戦直後の名古屋。長崎の原爆症の人の写真。伊勢湾台風の爪痕…。
彼にとって写真とは変化し続ける「今」を切り取って焼き付ける、そういうものであったみたいです。一枚一枚の写真からは手触りも匂も、鮮やかに切り取られた「時」が鮮烈に写し出されていました。
by aokimugi | 2006-07-01 02:07 | よしなしごと