本を読む日々の身辺雑記


by aokimugi

カテゴリ:旅行記・おでかけ( 6 )

【3日目】
3日目の午前中は、アンコール遺跡の一つバンテ・アイ・スレイを見学しました。
東洋のモナリザと呼ばれる女神像のレリーフがあるので有名な遺跡です。
d0054997_1904887.jpgこれまで見てきた遺跡と石の色が違うのは、このあたりでは採れない珍しい砂岩を使っているためだとか。アンコール・ワットやアンコール・トムで使われていた白っぽい砂岩よりもこの紅い砂岩の方が硬いためより深く立体的な彫刻が施されているそうです。(ここまですべてガイドさんの受け売り。w)アンコール・ワットに比べるととてもこじんまりとした感じの遺跡ですが、全体的に紅いせいか華やかな印象の遺跡でした。

この日ものすごく面白かったのは、遺跡からの移動途中の風景です。カンボジアの人たちの一般的な住居や、学校、畑、学校帰りの子供達・・・。カンボジアの日常をちょっぴり垣間見ることができました。
カンボジアでは、原付の4人乗りをよく見かけました。だいたいは子供2人に大人2人。家族で乗ってるんだと思います。一人で乗っていても後ろに山のような荷物を積んでいたり、中には豚を二匹荷台にくくりつけて走っているのも見ました。(原付のです・・・!)ちなみにみんなほぼノーヘルです。ガイドさんによると法律で規制されていないんだとか。そもそもカンボジアの道路はきちんとアスファルトで舗装されている場所の方が例外的。未舗装の田舎の道はぼこぼこであんまりスピードが出せないのです。だからノーヘルでも特に問題はないそうな。
道路には車も普通に走っていましたが、それはほぼ観光会社の車と政府関係者のものだとか。カンボジアではよほどのお金持ちしか個人で車を持つことはできないそうです。庶民の足は自転車かバイクが一般的なのだそうです。
d0054997_19254661.jpg走行中の車内から撮ったのでわかりにくいですが、これはカンボジアの一般的な住宅です。雨季に備えた高床式で、床下は大人がぎりぎり立って歩けるくらいの高さです。今は乾季なので、床下はリビングのような使われ方をしていて、ハンモックを吊るしてお昼寝している人をよく見かけました。家の近くを案内してもらったこともあるのですが、床下にはテレビが置かれていたり、台所用品やテーブルがあったりしました。すごーくゆったりした雰囲気で木々の間から風が通りぬけて涼しい居心地のよさそうな住居でした。家の周囲には薪が積んであり、今でも煮炊きは薪でしているのがわかります。ガイドさんに聞いてみると電気・ガス・水道などは通っていないそうです。水は井戸水、電気がいる場合は自動車のモーターで発電するんだとか。
私達が泊ったホテルの設備・規模とカンボジアの人達の生活の落差はあまりにも大きくてちょっと呆然としてしまいます。ちなみに私達の泊ったホテルはこんな感じです。もちろん冷房・冷蔵庫付き。d0054997_1943336.jpg普通の人達が気軽に泊れるようなホテルでないことは確かです。
カンボジアは、農業国です。国民の約80パーセントが農業に従事しているといわれています。私達を案内してくれたガイドさんは、高校を出た後専門学校に通い日本語を学んだと言っていました。カンボジアでは、一番良い職業が役人、その次が観光業だそうです。公務員にしか年金が付かないためだとか。しかし、公務員になるには、首都にたった一つしかない国立大学を卒業する必要があるそうです。それには本人の努力はもちろんのこととてもお金がかかるのだと言っていました。

ところで、カンボジアでは結婚する時男性が女性の家に持参金を持っていかないとならないそうです。おまけに嫁入りではなく、婿入りする習慣だそうです。カンボジアは女系社会なんですね~。結婚したいと思う女性が見つかったらまず、女性の家に挨拶に行きます。そうすると女性の家の方でいくら出せるなら結婚してもいいぞ。と言ってくるのでその金額が用意できるまで頑張るのだとか。その時職業とか、収入とかも細かく聞かれるそうです。女性は結婚後専業主婦になるのでとっても重要なことだとか。納得です。
結婚する前にもう一つ重要なことがあります。それは占い師に結婚して大丈夫かどうか占ってもらうこと。4~5人の占い師に聞いて過半数の占い師がダメだと言ったら本当に結婚しないそうです。結婚するのはいろいろと大変です。w
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by aokimugi | 2006-03-05 19:43 | 旅行記・おでかけ
【2日目・続き】
d0054997_17352174.jpg中央祠堂からの景色です。登ったかいはありました。気持ち良い~~!!!
夕暮れが近づいています。









中央祠堂です。↓夕日に染まって綺麗。
d0054997_17445562.jpgアンコール遺跡ではこれでもか!!と写真を撮りまくったのに全部お見せできないのが残念です。カンボジアで見た遺跡群の中でアンコール・ワットは一番壮大で一番繊細でした。整然と並んだ柱から差し込む夕日の美しさ、冷たい石の肌触り・・・。脳裏に焼きついています。

アンコール・ワットを見た後は近くの高台まで夕日を見に行きました。
こんなに一日中歩き回った後で、階段もない岩がむき出しの急斜面を登った自分を褒めてあげたい・・・。高台の下には象さんがいました。お金を払えば上まで連れて行ってくれるそうな。だいぶ揺れて怖いという話だったので遠慮させてもらいました。(笑)
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夕日は美しかったです。日本でもこれくらい真っ赤に染まった空を見られる日はあるけど、熱帯雨林に沈む夕日をぼんやり眺めて時間をつぶすなんて贅沢はなかなかできるもんじゃないですよね。おやつ代わりにガイドさんから貰ったカンボジア風お赤飯(竹に入れて炊いたもの。ココナッツと薄い塩味で病みつきの美味しさ。w)をかじりながらなんだか胸いっぱいに幸福な気分がこみ上げてきました。d0054997_1873916.jpg
この後ははホテルに帰って一時休息した後、民族舞踊「アプサラダンス」を見ながらの夕食タイムです。
アプサラダンスは、一時はポルポト派によって舞手も指導者も捕まって殺されてしまったといいます。ポルポト派は富裕層、知識層を捕まえて皆殺しにする政策を取っていたからです。辛くも難を逃れた数人によって復活したアプサラダンスを現在見ることができるのです。
柔らかく手足や指の先を動かすアプサラダンスは見た目はお能と全く違うんですが、重心の取り方とか、底の方に同じアジアの舞踊としての共通点があるような気がして面白かったです。
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by aokimugi | 2006-03-05 17:37 | 旅行記・おでかけ
引越しの準備や卒業に伴う雑務で忙しかった2月が終わり、今は実家に帰ってまったりと過ごしております。
2月いっぱいでバイトも辞めてきました。一番長く続けてきたバイト先だし居心地のいいところだったのでかなり寂しいです・・・。

ところで今月の8日~12日まで今度は母とインド旅行に行くことになりました。インドは長年の憧れの地なのでものすごい楽しみです。昨日は母とインド旅行のために必要そうな物資を調達してきました。虫除けスプレーに胃腸薬、ポカリの粉末(脱水症状になった時のため)、消毒薬(破傷風の防止)、ウェットティッシュ、首から紐で下げるパスポートホルダー、さらにはチェーンロックも買いました。あと、ついでに冷えピタも(熱中症か何かのため)。
チェーンロックは何のためかというと、寝台列車で移動する時があるのでその時に荷物をその辺の柱にくくりつけるためのものです。盗難防止策ですね。(マジです)今まで買ったことのなかったパスポートホルダーを買ったのもそのためです。これだけ警戒してたら生きて帰ってこられると思うんだけどどうだろう・・・。インドに行こうと思って具体的な情報を集めれば集めるほど一筋縄ではいかない国だという印象が濃くなってきます。・・・・とにかく強烈な体験をして来られそうなことは確実でしょう。(が、がんばりまーす!!)

ということで、「インド旅行記」に入る前にこの旅行記を書いてしまおうと思います。まだ2日目が終わってない状態なんで、このまま放置するわけにはいかない・・・。(汗)

【2日目・午後】
午後3時までホテルでたっぷりとお昼寝した後、今回の旅の最大の目的地アンコール・ワットへと向かいました。アンコール・ワットの周囲は巨大な堀に囲まれています。堀に掛けられた大きな橋を渡っていよいよアンコール・ワットへと入場です。
・・・が、その前にあまりの暑さに閉口した私は近所のお土産物屋さんで1ドルの麦わら帽子を買いました。(カンボジアでは普通にドルが流通しています。現地通貨はリエル。)小銭の持ち合わせがなかったので、5ドル札を出したのですがお釣りをなかなか渡してもらえず代わりに商品を勧めてきます。帽子以外いらんからお釣り返せ!!と言い続けて1ドルずつ返してもらいました・・・。ぜえはあ・・・。オジサンはニコニコ笑いながらも最後の一ドルをどうしても返さずに水のペットボトルを押し付けてくるので、まあいいか、と思って最後の1ドルは諦めてペットボトルを貰いました。買い物って大変です。(笑)まあ、これも旅の醍醐味。

d0054997_1558255.jpg橋のところどころは壊れていてまだ修復途中でした。ガイドさんによると、日本の修復チームも関っているそうです。こういう場所で日本の名前を聞くのは結構嬉しいものです。
アンコール・ワットはシュヤヴァルマン2世が建てたヒンズー教の寺院。後に仏教の寺院となり今日に至る、そうです。(なんて大雑把な説明・・・。)現在でも、国を挙げての重要な式典がここで開かれることもあるのだとか。カンボジアの国旗にも描かれており、カンボジア人にとっては日本人にとっての富士山と同じような存在なんだそうです。外国人は入場料が要りますがカンボジア人は無料で入れます。遺跡内の仏像がきちんとお祭りされているのをみると地元の人々にとっては「遺跡」ではなくて信仰の対象なんだなあ、と実感しました。

橋を渡り、門をくぐると今度は長ーい参道がありひたすら本堂目指して歩きます。日差しが和らぎ薄い黄色に染まった石の寺院がだんだん近くに見えてきました。
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本堂にたどり着くと回廊の見事なレリーフに目を奪われました。細密なレリーフが回廊の壁に隙間なく施されています。描かれているのはラーマーヤナの物語。絵巻物のように、一枚の壁画の中で物語が進行していきます。圧巻です。

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回廊の内側の様子。ちらりと後ろに見えている中央祠堂に登ってまいりました。
階段はこんな感じです。幅は狭く角度は45度くらいの石段を両手足使って登りました。ちなみに手すりはなし・・・。帰りはもちろん同じとこを降りたのです・・・・。生きた心地がしませんでした。
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by aokimugi | 2006-03-05 15:13 | 旅行記・おでかけ
【2日目・続き】
前のページでは、微妙なところで力尽きてしまったのでそこから始めたいと思います。(汗)

空港から車に乗っていよいよアンコール・トムへ。
ところでアンコール・トムとはクメール語で「大きな町」という意味だそうです。12世紀アンコール朝(802~1431)の時代に建てられた石造りの巨大な建築群です。
見上げるような巨木のトンネルを抜けてアンコール・トムの南大門が見えたときは「おおっ!!」って感じでした。アンコール・トムは、高さ8m、一辺約3キロの正方形の城壁に囲まれています。城壁には5つの門があり、私が入った南大門はその一つです。南大門は見上げるような高さの石造りのもので門の上部では奈良の大仏のように大きな観音(?)の顔が四方を見つめていました。のっけから凄い迫力。wd0054997_2342413.jpg門をくぐり車に乗って森の中をちょっと移動するとアンコール・トムの中心地バイヨンに到着です。容赦ない晴天の下直射日光にあぶられながら遺跡の見学が始まりました。遺跡の中は世界中から集まった観光客の皆さんでいっぱいです。入り乱れる日本語・英語・中国語・韓国語の世界です。かなり日本人多かったなあ・・・。

バイヨンの中は、狭い階段を登ったり小さな建物の中を出たり入ったりまるで迷路のようでした。面白かったのは、当時の戦争の様子が描かれた壁画です。d0054997_313183.jpg子どもが居たり、女の人が煮炊きしている様子が描かれていたりして家族を連れて戦争に行っていたのが分かるんですが、独特の躍動感と生活感に溢れていていい感じでした。湖での戦争の様子は迫力ありました。ワニが船から落ちた兵士に襲い掛かっているのとか、結構リアルです。



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バイヨンの一番奥まで登ると、いいようのない深く穏やかな顔をした観音菩薩の巨大な顔があります。

ここに来れてよかった~~~!!!

ってそれを見た時心から思いました。胸の奥まで響いてくるような何か、をもらえた気がします。


バイヨンを見た後はすぐ隣の王宮跡に向かいました。
アンコール朝では、都市の中心に石造りの寺院があり、そのすぐ隣に木造の王の住まいが建てられていたそうです。王は仏教の祭祀を執り行う司祭のような役割も持ち、仏教を国の中心に据えて政治を執り行っていたそうです。王の住居が木製なのは自然の恵みの象徴のため。寺院は神に属するものだから耐久性のある石で出来ているそうな。
ということで、王宮は木造だったので残念ながら全く残っていませんが、王宮周囲の遺跡はなかなか見ごたえがありました。

この周辺の遺跡をみて回っているときに、濃いオレンジの衣を纏った僧をよく見かけました。アンコールの寺院遺跡は、カンボジアでは現役の信仰の対象です。ガイドさんによると最近宗教の大きな行事があるので各地から大勢の僧が集まっていたのだそうです。王宮跡の裏には四角い貯め池のような沐浴場があり、まだ若い少年のような僧たちが近所の子ども達と飛び込んだりして遊んでいました。・・・めっちゃ暑かったので私も混ざりたかったです・・・・。

ここまででやっと、午前の観光が終わって昼食です。
長かった・・・。
昼食はカンボジア風中華料理。おいしかった~!!空芯菜大好き!!日本でも売ってないかなあ・・・。
中華料理を食べていてバイヨンで見た壁画にも、漢人の姿が描かれていたのを思い出し、カンボジアの文化の中には華僑の文化も深く入り込んでいるんだろうな、と思ったりしました。

で、その次はやっとホテルで休憩です。午後3時までぐっすりお昼寝しました。
ところで、この昼の休憩、この日だけかと思ったら毎日あったりした。w
11時辺りから3時くらいまでは日差しが強烈でとても外で活動できないので、カンボジアの人は長時間お昼休みを取る習慣があるのです。学校も職場もみんな休み。ガイドさんも近所の自分の家に帰ってお昼寝してたそうです。日本もこんな習慣欲しい・・・。
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by aokimugi | 2006-02-22 03:13 | 旅行記・おでかけ
2月8日~14日卒業旅行に行って参りました!!
行き先はカンボジアのアンコール・ワットの遺跡のあるシェムリアップとタイのバンコクです。
どちらも常夏の国。季節は雨季と乾季に分かれていて現在は乾季です。
年間を通して気温はあまり変わらないんですが、今は多少涼しい時期に当たるそうで旅行に最適のシーズンということでした。
とはいえ、日中の最高気温は30度を越す場所です。今写真を見てると一週間前の自分の格好が信じられません(笑)

ではではそろそろ私の体験談に入りたいと思いますが、話が長くなりそうなのでアンコール遺跡編とバンコク編とで分けることにしました。

【1日目】
飛行機に乗ったのは、8日の夕方6時50分。もう外は真っ暗です。
予定ではアンコール・ワットの後にバンコクを見ることになっているのですが、カンボジアへの直通便がないのでまずバンコクへ行き、一泊した後にまた飛行機へ乗ってカンボジアへ行きました。
バンコクまではおよそ6時間。日本との時差は-2時間なので、到着時間は現地時間の夜11時くらい(日本時間夜中の1時:以下基本的に時間は現地時間で書きます)・・・のはずが、飛行機が遅れたせいで結局着いたのは12時(日本時間2時)くらいでした。そこから、入国審査などもろもろの手続きを終えてガイドさんの待つ空港の出口までたどり着くまでに約一時間弱。さらにバンコクのホテルまで送ってもらいチェック・インしてホテルの部屋までたどり着いたのが1時半過ぎでした。結局寝たのは2時過ぎです。やれやれ・・・。

バンコクの空港で飛行機から降りたとき、凄い熱気がむあっと押し寄せてきました。ころころしててかわいいタイ語の文字でいっぱいの空港で熱気に包まれたとき「着いたんだ!!」と実感しました。いよいよ旅の始まりです。ところでこの旅行、友人との2人旅だったのですが友人は海外初体験。空港の手続きとかは私が頼りってことです。・・・頑張れ自分!!(笑)
バンコクの空港からホテルへと向かう車内から見えた夜中のバンコクの町は結構普通に車の量が多くてびっくりしました。この時間なのにお客さんをいっぱい乗せたバスが普通に町中を走っていたりするのです。バンコクの町はいたるところに屋台があります。その屋台がこんな夜中に普通にお店を開いているのにもびっくりしました。コンビニ並の根性です。コンビニといえばセブンイレブンが日本の都会と同じような間隔でいっぱいありました。ローソンもちらっと進出してましたね。後で絶対行くぞ~!!って決意を固めてました。何が置いてあるか気になる・・・。
ところで車の運転は乗ってて怖いと思ったことは一度もなかったです。あんなに恐ろしいのはやっぱり中国だけなのか・・・?

【2日目】
基本的に空港へは飛行機の出る時刻の2時間前には到着するようにします。おかげで9日はえらいハードなスケジュールでした。
まず朝4時半に起きて5時半にはチェックアウトを終えてホテルロビーでガイドさんと待ち合わせ。飛行機は8時発なのにこんなに早起きさせられたのは、バンコク名物の交通渋滞の始まる時間帯を避けるためだそうです。朝6時を過ぎると渋滞が始まってしまうそうな・・・。
私達の睡眠時間を犠牲にしたおかげでスムーズに空港に到着。8時に飛行機に乗りこみいよいよカンボジアへと向かいます。カンボジアまで約1時間の空の旅です。
カンボジア上空に飛行機が差し掛かると、疲れと眠気が吹っ飛びました。NHKの自然番組で流れるような熱帯雨林が見渡す限り広がっていたのです。おまけに起伏が全くなく地平線まで真っ平らです。延々と続く濃い緑の木々と間にある広い畑らしき場所・・・。ところどころにでっかい水溜りのような、川の成れの果てのような蛇行した水の塊が強烈な日光を反射して白く光っていました。空港に近づいて飛行機の高度が下がってきても人家は時折ぱらぱらと見えるくらいで全く「町」のようなものは見えてきませんでした。で、着いた空港の様子がこんな感じです。d0054997_4213144.jpgちなみに滑走路は一つしかないそうな。空港の建物以外の建物は全く見えませんでした。空港も小学校の体育館を小奇麗にしたみたいな建物ですごいのどかでした。小さいけれど丁寧に手入れして大切にしている綺麗な建物ですごく気持ちがよかったです。

さて、ここからは現地ガイド(カンボジア人)のS・Tさんに案内されていよいよ遺跡の観光に出発です。最初に向かったのは、アンコール・トム。
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by aokimugi | 2006-02-20 03:49 | 旅行記・おでかけ

上海旅行

早くも9月も後半に突入してしまいました・・・・。
早い!早すぎるよ!!!
何でもっと時間がいっぱいないんだろうか・・・。(泣)

ここに記録を残すのもほんとに久しぶりなのですが、何をしていたかというと、
卒論の勉強に追いまくられ(やばいです)・・・部活でしごかれ・・・(もうすぐ発表会・・・というか、あと5日くらいでまた師匠稽古が!!!)、その合間に帰省して、ついでに上海に行って参りました。

中国に行くのは今回で2度目です。(昔行った台湾旅行も入れると3回目かな?)
前回は母と二人で北京に行って来たのですが、今回は上海です。ちなみにまたも母と二人旅です。
私の上海のイメージは「東洋の魔都」。
野鶏(ヤーチー)や、苦力(クーリー)が裏通りに溢れ、列強のスパイやアヘンの密売人が暗躍する・・・。昭和初期辺りの濃密で混沌とした「国際都市」の姿がまず脳裏に浮かんでしまうのです。う~ん、どう考えても偏った読書の結果ですね(笑)

実際行ってみると上海は今まさにバリバリと音を立てて成長している最中の現代の大都会でした。
東京と変わらないくらいでっかいビルやマンションがバンバン建っている一方で、古い昔ながらの住宅街を壊している風景を至るところで見ました。(観光用に昔の町を再現している場所もありますが。)ところで、中国では、工事するときの足場を竹で組むようです。今回30~40階くらいの高層ビルの建築現場でも竹で足場が組まれているのを見つけてしまってびっくりしました。聞いてみたらやっぱり怪我人は多いそうです・・・。恐ろしい・・・。

恐ろしいといえば中国のタクシー・・・、いや、車の運転!!!なぜ人が前にいても止まらないんだ~!?タクシーには何回乗っても慣れません。だって、人に向かって突っ込んでいくわ、歩いている人の肩の横を指一本くらいの隙間で走り抜けるわ・・・。いつもジェットコースターよりスリリングなのです。今回は日本人と見てボラれないために母と中国人の親子を偽装したりしてみたのでよけいにスリリングでした。でもどうだろう?バレなかったかどうかは怪しいところです。母はともかく私の中国語は片言もいいとこだからなあ。ちなみにとくにボラれずに乗れました。
ときどき凄い話も聞くのでよかったです。

今回泊まったのは南京東路にあるホテルです。上海で一番にぎやかな繁華街なのでネオンが凄い綺麗でした。色の使い方に遠慮が無くて強烈なので、見ているだけで中国に来たー!!という実感がわいてきます。もちろん、外灘の夜景も見てきました。美しくライトアップされたアールデコ調の古風なビルの中には今では中国の銀行が入っているそうです。昔日の欧米列強の勢力が偲ばれる反面、歴史の面白さも感じました。こんな形で中国人の役に立つなんて建てたときには誰も想像しなかっただろうな、と。

翌日は母の知人の友人の中国人の女性の方に案内してもらい、豫園と上海博物館、夜に上海雑技団を見に行きました。ちなみにその女性の方は日本語が全く話せないので会話はすべて中国語です。母はかなり話せてましたが私は1割弱くらいしか聞き取れませんでした。私の武器は片言英語と片言中国語、ジェスチャーと満面の笑顔のみです!!結構がんばったと思います。(笑)とにかく目が合ったら思いっきり笑うように心掛けました。こちらに好意があることはわかってもらえたと思います。(っていうか中国語勉強しようよ・・・。)
豫園は素晴らしかったです。隅々まで拘った繊細な造りの建物や庭園に中国の建築に対する私の中でのイメージが変わりました。同じ中国でも北と南ではやっぱり建物の感じが大きく違います。庭園も植物や水がふんだんに使われていて柔らかい感じでした。
上海博物館では一人で舞い上がってました。陶器が!!山水画が!!玉器が!!日本の博物館の特別展で展示の目玉として2~3点くらい見られたらいいかな~。というレベルの一級品が見ても見ても終わらなくらいの量で展示されていました。・・・陶器が特に素晴らしかったです。・・・・夢のようだった・・・・。疲れ気味の母達を置き去りにして一人で暴走して楽しんできました。案内してくれた女性の方は教養もしゃれっ気もある人で展示品の説明をとても丁寧にしてくれました。勘が冴えてるとところどころ分かったりもして聞いてると面白かったです。
上海雑技団は見に行って正解でした。人間って、案外なんでもできるんですね~。目の前で種も仕掛けも無い、度肝を抜くような技を次々と見せられて手に汗握るあっという間の二時間でした。ショーの最中に人が死んだことは無いのだろうか・・・・?見終わって感じた最大の疑問です。・・・でも答は知りたくありません・・・・。

その翌日は母と私にとってこの旅行最大の大冒険の一日でした。
蘇州という上海から50キロ程離れた観光地へ鉄道で移動したのです。
日本にいると鉄道は手軽で便利な移動手段ですが、中国では大変な乗り物だということを今回初めて身を持って思い知らされました。北京に留学中の友人は寝台列車の旅行をしたそうですが・・・心から尊敬します。慣れたらなんでもなくなるんだろうか・・・。
まず切符はすべて窓口です。日本のように機械の自動販売機はありませんでした。(もしかしたらどこかにあったのかもしれませんが・・・。)窓口はラッシュ時の東京駅みたいに人が溢れていて並んで切符を入手するだけでも一仕事です。今回は上海駅から一日百本近く出ている本数のとても多い路線だったので簡単に切符を入手できましたが、行き先によっては普通に「三日後の切符しかないよ」とか言われたりすることもあるみたいです。
後ろの人に押されてもみくちゃになりながら無理やり改札を通過すると駅の中も人でごった返していました。私と同じくらいの大きさの巨大なずた袋や2~3個の巨大なスーツケースを抱えて歩いている男女や家族連れ、籠二つを天秤棒で担いでる男の人・・・そして携帯片手におしゃれなスカートを翻している若い女性まで。時にはござを抱えて移動してる人なんかもいて驚きの連続でした。とにかく日本の駅とは根本的に雰囲気が全く違います。ほとんどの人が海外旅行に1ヶ月くらいは行けそうな大荷物を抱えているのです。ござは後で実際に見て知ったのですが、多分駅泊り込んで電車を待つときに使用するのです。蘇州駅では駅の床に大勢の人が泊り込みの勢いで座り列車の時間を待っているのを見かけました。
中国では列車はホームではなくて待合室で待ちます。待合室と言っても学校の体育館よりも広い巨大な部屋に向かい合わせに50メートルくらいありそうなベンチが4列ほど並んでいるところです。椅子にはもちろんびっしりと人が座っていて、更に椅子と椅子の間の通路にも人が立って並んでいました。列車がホームに到着すると、待合室の改札が開きます。それで初めてホームに向かうのです。
電車はかなり古くて結構汚れが目に付きましたが、座っていて不快なほどではなかったです。それよりも観光地ばかり行っていた今までと違い外国人の姿が全く無いことにちょっと緊張してしまいました。ここで反日感情をむき出しの反応をされたら怖いなあ、と。そんな心配をよそに、向かいの席に座っていたおっさんは私達が日本人と知ると英語で盛んに話掛けてきました。観光の仕事をしてるそうで、結構いろいろ面白い話が聞けました。そのおっさんが降りた後、私達が駅を間違えて降りそうになったとき、ずっと黙って座っていた向かいの女の人が止めてくれました。そういう何気ない親切がすごく嬉しかったです。

蘇州では、庭園を見学しました。ちょうど台風が近づいていて傘が吹き飛ばされかかったり、道で滑ったりと大変でした。母によると私の傘の持ち方が悪いそうな。・・・むむ。そうかなあ。
途中で寄った絹の博物館の寂れ具合と人気の無さがいい感じでした。蚕を飼ってる部屋があり、そこで一日中蚕の世話して暮らしていそうなのんきなおじさんから蚕の説明してもらえました。桑畑も初めて見ました。茎が白くてくねくねしててなかなか綺麗なんですね~。
お寺も行きました。鮮やかな黄色い壁が美しい古刹です。今も熱心な信仰の対象になっていて日本とは違う、ひざを着いて頭を額ずける作法で参拝している人々の姿を見かけました。私は日本の作法でこってりと金色に輝く仏様に旅の安全と学業成就を祈願してきました。線香も賽銭も入れてこなかったけどご利益がありますように!(笑)

帰りは夕方5時くらいに蘇州駅に着いたのに夜8時の切符しか入手できずしかたなく、待合室と化している駅横のケンタッキーで粘りました。ここ、列車の時刻が電光掲示板で表示されていて駅の本物の待合室(蘇州駅のは露天)よりも便利で快適なのでみんながバリューセット一つで3~4時間粘っているような雰囲気です。つまり、いつまで経っても一向に席が空きません。相席でも座れてよかった・・・。ちなみにここのエッグタルトが熱々ふわふわでめっちゃ美味しかったです。日本でもやってくれないかな~。
駅前ではダフ屋が盛んに「上海!!上海!!!」と叫んでました。上海行きの切符を売ってるんだと思います。こいつらが買い占めて席が無いんじゃなかろうか・・・・。
帰りの電車の車内では、光るコマを車内販売で売っていました。車内が薄暗いので結構綺麗に光ってました。売れてるのかは謎です。

短い距離でしたが中国の鉄道を体験できたのは今回の旅の収穫でした。鉄道に乗れたら中国全土どこにでも行けそうです。後はバスと寝台車に乗れたら完璧かも・・・。
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by aokimugi | 2005-09-17 05:45 | 旅行記・おでかけ