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本を読む日々の身辺雑記


by aokimugi

旅の話③~カンボジア編~

引越しの準備や卒業に伴う雑務で忙しかった2月が終わり、今は実家に帰ってまったりと過ごしております。
2月いっぱいでバイトも辞めてきました。一番長く続けてきたバイト先だし居心地のいいところだったのでかなり寂しいです・・・。

ところで今月の8日~12日まで今度は母とインド旅行に行くことになりました。インドは長年の憧れの地なのでものすごい楽しみです。昨日は母とインド旅行のために必要そうな物資を調達してきました。虫除けスプレーに胃腸薬、ポカリの粉末(脱水症状になった時のため)、消毒薬(破傷風の防止)、ウェットティッシュ、首から紐で下げるパスポートホルダー、さらにはチェーンロックも買いました。あと、ついでに冷えピタも(熱中症か何かのため)。
チェーンロックは何のためかというと、寝台列車で移動する時があるのでその時に荷物をその辺の柱にくくりつけるためのものです。盗難防止策ですね。(マジです)今まで買ったことのなかったパスポートホルダーを買ったのもそのためです。これだけ警戒してたら生きて帰ってこられると思うんだけどどうだろう・・・。インドに行こうと思って具体的な情報を集めれば集めるほど一筋縄ではいかない国だという印象が濃くなってきます。・・・・とにかく強烈な体験をして来られそうなことは確実でしょう。(が、がんばりまーす!!)

ということで、「インド旅行記」に入る前にこの旅行記を書いてしまおうと思います。まだ2日目が終わってない状態なんで、このまま放置するわけにはいかない・・・。(汗)

【2日目・午後】
午後3時までホテルでたっぷりとお昼寝した後、今回の旅の最大の目的地アンコール・ワットへと向かいました。アンコール・ワットの周囲は巨大な堀に囲まれています。堀に掛けられた大きな橋を渡っていよいよアンコール・ワットへと入場です。
・・・が、その前にあまりの暑さに閉口した私は近所のお土産物屋さんで1ドルの麦わら帽子を買いました。(カンボジアでは普通にドルが流通しています。現地通貨はリエル。)小銭の持ち合わせがなかったので、5ドル札を出したのですがお釣りをなかなか渡してもらえず代わりに商品を勧めてきます。帽子以外いらんからお釣り返せ!!と言い続けて1ドルずつ返してもらいました・・・。ぜえはあ・・・。オジサンはニコニコ笑いながらも最後の一ドルをどうしても返さずに水のペットボトルを押し付けてくるので、まあいいか、と思って最後の1ドルは諦めてペットボトルを貰いました。買い物って大変です。(笑)まあ、これも旅の醍醐味。

旅の話③~カンボジア編~_d0054997_1558255.jpg橋のところどころは壊れていてまだ修復途中でした。ガイドさんによると、日本の修復チームも関っているそうです。こういう場所で日本の名前を聞くのは結構嬉しいものです。
アンコール・ワットはシュヤヴァルマン2世が建てたヒンズー教の寺院。後に仏教の寺院となり今日に至る、そうです。(なんて大雑把な説明・・・。)現在でも、国を挙げての重要な式典がここで開かれることもあるのだとか。カンボジアの国旗にも描かれており、カンボジア人にとっては日本人にとっての富士山と同じような存在なんだそうです。外国人は入場料が要りますがカンボジア人は無料で入れます。遺跡内の仏像がきちんとお祭りされているのをみると地元の人々にとっては「遺跡」ではなくて信仰の対象なんだなあ、と実感しました。

橋を渡り、門をくぐると今度は長ーい参道がありひたすら本堂目指して歩きます。日差しが和らぎ薄い黄色に染まった石の寺院がだんだん近くに見えてきました。
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本堂にたどり着くと回廊の見事なレリーフに目を奪われました。細密なレリーフが回廊の壁に隙間なく施されています。描かれているのはラーマーヤナの物語。絵巻物のように、一枚の壁画の中で物語が進行していきます。圧巻です。

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回廊の内側の様子。ちらりと後ろに見えている中央祠堂に登ってまいりました。
階段はこんな感じです。幅は狭く角度は45度くらいの石段を両手足使って登りました。ちなみに手すりはなし・・・。帰りはもちろん同じとこを降りたのです・・・・。生きた心地がしませんでした。
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by aokimugi | 2006-03-05 15:13 | 旅行記・おでかけ