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本を読む日々の身辺雑記


by aokimugi

大漁

今日・・・と言うか昨日、就職活動を始めて以来初の内定をいただいた。
やったー!これで来年行くところが全く無いという事態を避けられる・・・。
と思ったが、人事の方に歯切れの悪い返事しか出来ないのが心苦しかった。

仕事内容、会社の雰囲気、会社が目指していくこれからの方向、どれも納得し共感できるとても良い会社である。
しかし、1~2年ごとに全国転勤がある。転勤自体は楽しみでさえあるのだが、引越しのことを考えるとちょっと憂鬱になる。大量の本の荷造りがめんどくさいのである。(笑)
また、何より問題なのはそこが本に関係する会社ではない、ということなのである。
もちろん、その会社で仕事をしてみたい、という思いはある。
でも、私は本に関係する仕事につける可能性をあきらめられないのだ。
この機会を逃したらもう、一生無理かもしれないと思うとなおさらである。
まだ、本に関係する会社を2社選考中なのでその結果が出るまでは
心を決めることはできない。

それならすぐに内定を辞退するのが誠意あるやり方でないかと思われるかもしれないが、
そこで働きたいという気持ちがあるのも確かなのでその決心もできないのだ。
ううう・・・。一生に関することなのでこれからじっくりまた悩もうと思います。

昨日はいつものように夕方からバイトだったのだが、
バイト先で探していた本を大量に発見してしまった。
しかも古本なので一冊150円!
ふっふっふ・・・。いいことは重なるものである。
今日見つけた作品は、2つ。どちらも結構長編の作品である。

大西巨人の『神聖喜劇』①~④
第二次世界大戦中の陸軍が舞台で、超人的な記憶力をもつ軍人の話である・・・ということしか今のところ知らない。
様々なところで大西巨人の傑作である、という話を伝え聞き前々からとても読みたかったのだ。
また、読み終わったら感想を書くかもしれない。

アン・マキャフリー『パーンの竜騎士』②~⑤
どちらかと言うとファンタジーに近いSFである。(注↓)
パーンという星で竜に乗った騎士たちが何十年かごとに近づいてくる衛星から繁殖しようと伸びてくる胞子を撃退する話。先月1巻を読んだのだが、主人公の女の子レサの神経質と言ってもいい繊細さが好きでした。最初の方事情を飲み込むまでがきつかったけど後半は目が離せなくて一気読みでした。で、読んで以来続きを探していたのです。ふっふっふ・・・。楽しみ~♪

以下・・・興味ない人は読み流してください。w
(注:ちなみに私がこれはSFだ、という作品の場合は、読者が理解しようがしまいが、あるいは書かれていないところまでもその舞台となる空間や動力などを作者が詳細に設定し説明している作品である、と思っていただけばいいかと思われる。SFというジャンルに対して私はそれほど思い入れは深くないほうであると思うが、SFとはどんなジャンルの小説か定義しろ、といわれた場合、現実では起こらない現象・技術が作品中に出てくるときそれに対し、詳細な設定作っているかどうかにその分かれ目があると考えている。だからこの作品をファンタジーに近いSFと言ったのは1巻を読み終わった時点で設定の重要な部分が曖昧であると感じたからだ。これは私の個人的な定義であり、全く一般的なものでないことをお断りしておく。また、私がSFと感じるかどうかは作品を面白いと感じるどうか、とは無関係である。)
by aokimugi | 2005-06-10 02:45 | よしなしごと